騎士団長殺し 遷ろうメタファー編/村上春樹

2017/07/08 07:04
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タイトルの「遷ろう」って「うつろう」って読むんですね。いきなりバカなこといってさーせん。だけどこのあとどんどんバカなこと言います。

第一部を読んでる時点で「村上春樹節炸裂」とか「騎士団長殺し件は解決しない」とか書きましたけど、
間違ってました、すんません。
今まで読んだ村上春樹作品のどれにも類似してないし(全作品読んだわけじゃないが)、騎士団長を殺す件は完全に理解ができた。
ノルウェイみたいな世界の流れかと思ったら、中盤から後半にかけてものすごいハンドルの切り方をされて、「え?え?マジで!?」と何度口に出してしまったことか。
この人の天性の文章力も手伝って、世界感がすごい。
読み終わった後にいろんなことをこの人から伝えられたと、多様の充足感でいっぱいになる。
これぞ文学なのだ。

「第一部と第二部と記しているので数年後に続きをだすのでは?」と心配してたんだけど、とりあえず私の中では綺麗に終わったと思っています。

それにしてもこの人の本を読むと、イデアなりメタファーなりという”概念”というものは「こういうものだったのか?こういうものだったかも…」とだんだん自分の中でもぐらついてしまう。
全てのストーリーを通して好きなキャラクターは「顔なが」です。



村上春樹を読むと、一口に小説といっても文学と娯楽小説の違いは確実にあると感じる。
どういう線引をしたらいいのかは私にはまだ判断つけれないですが。
私は俗世の人間なのでもちろん娯楽小説が好きだ。

それにしてもこうしてブログになんやかんや感想を書いているわけだが、以前、
「小説には一番辛口 アニメには優しい」
と言われた。
確かにそうかもしれん…

小説家はやはり「小説を書く」ことが仕事なのだから、「面白い作品を作る」というのは義務であると思う。仕事を全うするべきだと私は主張する。ヒットさせたいという思いももちろんあるだろうが、それ以上に”書きたいもの”があるはずだ。
しかしアニメは「企画」。たくさんの大人がたくさんの知恵を絞ってやっていることなので、船頭多くして船山に登ることもあるだろう。絶対ヒットさせたくて作っているわけで結果的にコケているのはやはり気の毒に思う。
漫画はその中間くらいかな。責任は先生にあるかもしれないが、編集とも散々相談しているだろうし作画のアシスタントの力も影響するので。
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なんだかんだと言っとりますが
感想言うだけの身分は気楽ですな。
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承知しております承知しております。
読めるだけ見れるだけでも十分ありがたい。まずはそこに感謝!



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