夜は短し歩けよ乙女

2017/04/27 07:08
見てきたっ
見てきたのーっ

もうね、アニメ化はいつか?いつなのか!?と鼻息荒らしながら待つこと数年、
まさかのアニメ映画化
ありがてぇ!
しかも監督・制作メンバーはもちろん四畳半神話大系の面々!
ありがてぇありがてぇ!
当然キャラクター原案は中村佑介さん!
ありがてぇありがてぇありがてぇ!


ですからね、もちろん
いい出来でした!
映画館出た後「いい映画見たな-」って素直に思えた。
映像が湯浅監督節炸裂。独特の色合いと曲線だらけの世界が、夜は短しのあのふわふわごちゃごちゃした世界感をしっかり出してくれています。

原作を読んでいた時は私は、とにかく黒髪の乙女のふわふわフラフラした行動が可愛くて、いつもすれ違ってしまう先輩はひたすら不憫な笑いだったんだけど、アニメで見るとすごいラブかった!「あぁ!これはまっとうじゃないだけで恋愛小説だったのだ!」とちゃんと思えた(笑)

先輩役が星野源さんということで、星野源さんは好きなんだけど声優じゃないのかぁまぁ映画だから話題作りは必要だし仕方ないし星野源さんならうまくやってくれるだろう、と心のなかで賛否が半々だったんだけど(笑)びっくりするくらい先輩役に合ってたし、芝居も世界感に合ってた!かなり早口でナレーションを読まなきゃいけないし主人公が心がグラグラしがちな人なのでそういうのを表すのも大変だったと思うのにすんなり受け入れられた。クライマックスのシーンの心情はよく伝わったよ!

相変わらずよく再現された京都の町並みを黒髪の乙女がふらふらさまよう様子はかわいくて。特に緋鯉を背負って歩く姿は映像で見れるのがとても楽しみだったので本当に嬉しいです。


ところで、この映画は絶対に行くと決めていたので事前になにも情報を仕入れる必要がなかったので全く知らなかったんだけど、映画館の入り口で特典その1と称した小冊子をもらった。
FxCam_1491902236406.jpg
どうやら森見先生の描き下ろし!(←まだ読んでいないので)
10ページの小冊子ですが、こういうのすごく嬉しい!映画の余韻に浸りながらこのあと読むのが楽しみです。



ここからは盛大なネタバレを含めて語ります。
FxCam_1487901307566.jpg

かなり四畳半を見ている人前提のネタが多かったです。
樋口さん、羽貫さんは突然登場!説明無し!
知ってる人はモチグマンや吉野裕行くんにニヤリとして欲しい。ふふふ。

李白氏の生き様とかも序盤で出てくるわけで、一度も森見作品を読まずに来た人は、前半世界感を掴むので精一杯だったのではと思う。
言い換えの独特さや小馬鹿にしてる感じは素直に笑っていいところです。高尚さを持ちづつけてはいけない。
年配者が持っている独特の腕時計の皮肉は、あれはすごいなー。ギャグであり哲学であり心理である。

小説を読んでいる時点ではぼんやりとは思っててもはっきりと映像化していなかった風景、
そうつまり
全編通して夜
ということが本当に素敵だった。
古本市や学祭は昼間のイメージも部分的にあったので、ずっと夜の件でこの映画のタイトルを改めて思い出させられる。
そこからの夜明けのシーンには実に感動してジンときた。
それからなんだか背中がこそばゆい気持ちにも(^^)


私のお気に入りの
「バイオレンス!またバイオレンス!」
のセリフがなかったのはちょっと残念です。
そんな演出にはおともだちパンチだ~っ!



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