一人交換日記

2017/03/28 07:09
FxCam_1487721646098.jpg
先日衝撃すぎる感銘を受けた『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の永田カビ先生の新刊。前作は買うかどうか悩みましたがこちらは即刻購入!今回も内容すごいっす…(いいのか悪いのか)

まずレズ風俗レポは作者が大学を中退してから(18歳)レズ風俗に行くまでの10年間凝縮したものなので「人の成長が見れる!」と絶賛しましたが、こちらはレズ風俗レポを書いてから最近までのことをまとめてあるので、それほど大きな成長はありません(そりゃ人間ちょっとやそっとじゃ変わりませんから…)
てゆーかうつ病全開
いつも泣いてていつも苦しんでて他人の幸せな部分だけを見て羨ましがってばかり。読んでて本当に切なくなる。
この子の特に気の毒なのはうつ病にたったひとりで立ち向かっていること。ほとんどの人が家族の理解や協力でやっと回復し始めるという重い病なのにそれをひとりというのは本当に孤独だと思う。

それはわかってるんだが、あれだけ色んな失敗をやって、まだ引っ越しが自分ひとりの力でできると思っていた事実には流石に引いた。普通の人だって引っ越し屋に頼むでしょう!だって、引っ越しだよ?それを自分のこともちゃんと面倒見きれてない上に病気と戦いながら仕事もしてるひとが自分一人でやれるわけがない!

この「自分一人でできる」「自分の力でやらなきゃ」と思えるのは結局心の奥底では自己評価が高いんですよね。「自分だったらできる」「みんなもできてるんだから自分もできる」という…。でも他人ができてても自分だけができないという情けない事態は本当はいっぱいあるし、その理屈でいったら金メダリストもノーベル賞受賞者もいっぱいいるから自分もとらなきゃいけなくなるわけで。

上記の理由で、お母さんを見捨てて一人暮らしをすることにすごく罪悪感を抱いていて、それはよく分かるし、『幸せとはすごく視野が狭いこと』という表現は正しいわけだけど、
世間的に正しいことが自分にとっていいことなわけではない
つーか、
自分が幸せでない人は他人を幸せにはできない
自分が不幸なのに他人の幸せを願ったり世話するって、もう何様よってね。傲慢だと思いますよ。
お母さんを幸せにしたかったらまず自分が幸せになって心に余裕のある状態にならないと。私は普段そう思って、自分の幸せを一番に考えて生きてますね。特に親は子供が幸せなら幸せという人は多いと思っています。


エゴサ作家の永田カビ先生見てるー?ヾ(・∀・)ノ
エゴサやめろー(笑)
エゴサとははいい意見も悪い意見も全て自分の中に取り込んで糧にできるハートの強い人がやることですよ~。



前回の『レズ風俗レポ』では「甘い蜜」の例えといういい言葉を出していた永田カビ先生ですが、今回は「自分のものさし」の例えが素晴らしかった。

自分で自分を評価できないというのは自己の価値観がしっかりできていないからであって、だから他人のものさしで自分を図ってもらいたくて他人の評価ばかりを気にしてしまうのだが、
他人のものさしで自分のことを図ってもらっても人によって物差しの長さもメモリの大きさも違うから全く意味がない、
という話であった。

まったくその通りだと思う。
おそらく多くの人がうっすらと感じてはいてもはっきりと言葉にしない、できないからモヤモヤしていた部分ではなかろうか。私もそうでした。


この話を聞いてものすごくハッとしたことがある。

それは
私は自分のものさしがものすごくしっかりした人間である
ということだ。

昔から自分でも不思議だった、
なぜ全く何の後ろ盾も実績もないのに、私はこんなにもしっかり私でいられるんだろうと。
他人に何を言われても基本気にならない、
他人がどう思おうと自分の好きなことは好きだし、やりたくないことはやりたくない。
それはこのものさしが、おそらく普通の人は竹とかプラスチックでデキているのに私だけセラミックでできている。傷つくことはあっても折れたり曲がったりしない。
このものさしこそ自己そのものなのだ。


しかしどんなものも表があれば裏がある。
これは自分が確立しているという面がある一方で、他人の干渉を全く受け入れないという反面もあって、協調性はないし人の痛みがわかりづらい。
ハートが強い人は冷たいと言われる所以だと思う。


完璧な人間も、理想の人もこの世のどこにもいない。
こうして人のことを知って自分のことを見つめ直す、時々はとても必要なことですね。あくまで時々、ね(笑)



← テラフォーマーズ(9) | Home | ハイスコアガール(7) →



Comment Post


Name:
Subject:
Mail:
URL:

Pass:
Secret:管理者にだけ表示を許可する

Trackback

Trackback URL:
 Home