ひつじが丘/三浦綾子

2016/12/09 07:01
FxCam_1480895246505.jpg
久しぶりの三浦綾子。
この作品も人間性が濃い~~~~です。恐ろしいほどの迷いと弱さ。
時代背景ははっきりとか記されてないですが日常生活に着物と洋服が混在する時代あたりみたいで(私の祖母くらいの世代なのかなぁ)、最初こそミッション系女子校でスタートしているので百合感にわくわくっちゃったんですがそんな甘酸っぱい訳はなく。作中に出て来る『パンパン屋』ってのがなんだかわからなくてねー調べちゃったよ。当時の風俗店みたいですね。

基本的な登場人物は5人。女が3人、男が2人。
奈緒美…牧師の一人娘。大人びた美人な一方男女の事に関してはまだ未成熟で興味を持てない一面がある。
京子…転校生の奈緒美と友だちになる。教師の竹山を密かにしかしはっきりと慕っている。
杉原…京子の兄。社交的で一目惚れした奈緒美に積極的にアプローチする反面、酒癖女癖が悪い。
竹山…生徒の奈緒美に密かに思いを寄せるが、友人の杉原に先手を取られ行動を起こしにくなっている。
輝子…勝ち気で躍進的な考えを持つ娘。ある事情で京子に辛くあたるが、杉原と運命的な出会いをする。

まー男と女がいたら、混戦しますよ。
その上でさらに三浦綾子節ですから。昼ドラ並にエグいことばかりがおきて。「こうはなってほしくないな」と思う方向にばかり展開が進んで、読み手のこちらもすっかり人生に疲れてしまった…
女は強いが浅はかで、
男は弱くて逃げ道は多い。

この人の作品は徹底して人間の弱さを追求させられるなー。
私は独身なので結婚のことについて偉そうに語れる立場じゃないですが、個人的には子供がいない夫婦であればお互い負担に思いながら一緒にいるくらいなら離婚したほうがいいと考えている人間なわけなのですが、
『人間は過ちを犯さずに生きていけない存在なんだよ』
『わたしだって、いつ、どうなるかわからないのだわ』
という劇中の言葉には本当に考えさせられた。結局のところ、自分も罪を犯したときに許して欲しいからあなたを許さなければいけない、真理であり一方で虚無的であるととても感じた。

人生のおいしいとこどりは、やっぱり出来ないのかな。



美容院に行ってちょっとだけ髪を切りました。胸くらいあったのを肩までってなもんだけど。

今回15年通っていた美容室をやめて別なところに行ってみた。
FxCam_1478655369492.jpg
今まで行ってた私のようなヲタクには不釣り合い過ぎる美容室は自意識ライジングが通うオサレ美容室だったんだけど、そういうところは予約をしないといけなくて、仕事の予定が不安定でどうしても特定の日に予約をいれることが不可能で、でも髪は切りたいし、と飛び込みで入った次第。
初めて行ったところだったけどオサレ美容室のオサレ美容師には伝わらなかった私の気持ち(笑)が今回ちゃんと伝わって数年ぶりに思い通りの髪型になったわ。満足してる。

実は来週好きな人がいるカフェに行くことにしたので精一杯小奇麗にしてみたの~。クソヲタクなりのなけなしの乙女心でっす♪




勘の良い人にはどこに行くかすぐバレますね!



← 彼女とカメラと彼女の季節(3) | Home | 第三次性徴期、大塚くん!(1) →



Comment Post


Name:
Subject:
Mail:
URL:

Pass:
Secret:管理者にだけ表示を許可する

Trackback

Trackback URL:
 Home