ミッキーマウスの憂鬱/松岡圭祐

2016/11/25 07:01
FxCam_1479173838953.jpg
昨日の内容を踏まえた上で、久々に、そりゃもう10年以上ぶりに松岡圭祐小説を読んでみるかと思って、そこに飛び込んできたのがこのタイトル。
読んでみようじゃないかと。ディズニーランドの裏側を書くような本というのは実はちょこちょこ存在しているのだが、私はそういったものはずっと避けてきた。理由はもちろん、ディズニーランドのおいしいところだけを頂戴したいから。
おいしいとこ食いの一体何が悪いの!?悪がはびこり正直者が騙されて善意で行動することが何一つないこの世の中で、悪が正義に打ち勝つのはディズニーの世界だけだもの!お膳立てでもそれを味わったっていいだろう!
とまぁその原理は未だに変わらないのですが、私も大人になりました(←35)。表と裏をちゃんと理解できるし、裏を知った上でも表を楽しめる人間であろうと、まぁそう思ったのです。

一応フィクション形式ですが
かなりあけすけでどぎついことが書いてあります。
書きませんけどね。ネタバレじゃなくて、ディズニー好きの夢をがっつり壊すので。

ディズニーランドに期待と憧れを持って入ってきた派遣の主人公。こいつがほんとクズで。いや社員とか準社とかそういうこと関係なしになぜ初日から重要な仕事をやれると思っているのか。入社して3ヶ月は「はい」「すいません」の2文字だけでよろしい!マジでむかつきました。
そこに浴びせられる
「ここは夢の国じゃない!会社だ!」
にはいささかスッキリしたもんです。

でもクライマックスの活躍がとてもよくて!ちょっと涙ぐみそうになるくらいよくて。
キャラクターとしては久川さんという人が好きです。優秀で努力家で、なかなか自分の理想にはいかないからずっと耐えてて。ずっと怖い人だと思ってたけど最後のシーンはかっこよすぎて腰が抜ける。


こういうのは得てしてオリエンタルランドの体制批判なんかになりそうなもんだけど、この作者は相当調べたなということは伝わってとても良かった。アトラクション名やキャラクター名がきっちり正確だったので感心した。パーク好きは頭のなかにキレイに地図が出来上がります。
実写にしたら面白いだろうなぁと思いつつ絶対無理。



人の夢を壊すというのは良くないのかもしれないが、夢と現実には違いがあることを認識した上で上辺を楽しむのはやはり大人には必要なことかもしれない。

このブログもヲタクの夢を壊すと散々言われてきましたが。


ヲタクの夢ってなんだよ。
というと、つまりレイヤーさんがトレイの話とか生理の話やエロ話をしないでほしい的なことなんだってよ。
FxCam_1478570417848.jpg

レイヤーがここまで夢を持たれる立場だったとは知らなかった。
こういうのはアイドルが受け持つことだろ(あちらはそういう職業だし)
FxCam_1477013496367.jpg

でもまぁ仕方がない。
レイヤーからアイドルや声優になる人も多いし、芸能界の足がかりと言えなくもないのだろう。


とりあえず
私には夢を見るな。



← ディズニーNAVI’16 クリスマスspecial | Home | 万能鑑定士Qの事件簿(2) →



Comment Post


Name:
Subject:
Mail:
URL:

Pass:
Secret:管理者にだけ表示を許可する

Trackback

Trackback URL:
 Home