ひきだしにテラリウム

2016/09/14 07:11
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ダンジョン飯の九井先生の短編集、三度。最近すっかり信奉者となってしまった。

この本はただの短編集ではなくショートショートの詰め合わせ。3ページから長くても10ページほどの物語がバンバンつめ込まれていきます。

非常に質の高い短編集を発表してきた九井先生ですが、さすがにこれは手抜きの作品もあるでしょ、と思ってたんだけど
またしても
どれも素晴らしい

もうこの先生何やらせても完璧にこなしてくるのではとしか思えない。

ほぼシュールギャグですが、ファンタジーありSFあり、ちょっとしたドラマになっているものもあってひとつひとつの世界観がほんとうにしっかりできている。
私が特に好きなのはシュール系ブラックジョークの『パラドックス殺人事件』。殺人事件なので一瞬すごくミステリ感に引きこまれてしまうけど最後の一コマのオチでもう苦笑いしかでねぇ!

『スットコ訪問記 トーワ国編』というのは架空の国の旅行記なんですが、可愛らしいエッセイ風にしてあるけど現状での情勢や貧富の差について切り込みがありつつも、最後いいオチが来るという、ね。これはシリーズになって欲しいです。

『スペースお尺度』のテイストがすっごいバカバカしくておかしかったんだけど、ラストが意外にもドラマチックで唯一ちょっと実写風にしてもいいと思った(3分程度の映画だろうが)いい終わりだった。

そしてなんといってもラストに収録されてた『未来人』。このオチもってくるかー!この漫画がラストなのも上手に構成されてるいい仕掛けでした。たのしかったぁ!


結論
九井諒子先生は漫画界の宝。
短編集でも外さない。
今後も短編集だろうがなんだろうが九井先生作品はチェックするべきだなと思った。



世間では4K映像が話題になっておりますが、現在NHK盛岡放送局では8Kを試験放送している。

といわけでちょっと行ってみました!ちなみに無料。
NHK盛岡のロビー入っていった奥のちょこっとしたホール(というか会議室のもっと広いバージョンくらいのスペース)ででっかい画面吊るしてやっております。

初めて見た8Kの感想は

「…これかぁ…。」

でした。

そう、人は4Kを知った後だと8Kには驚けないのです
そう言われるとすげー綺麗な気もするが4Kでもめっちゃ綺麗だし、もう少し言っちゃうとデジタルハイビジョンでも十分素晴らしい。
4Kより倍美しいという感覚ではないんだなぁ。

人の毛穴がより鮮明に写っている気はしました。でもこれはどっちかっていうと見たくなかった…ww

科学の進歩に人間の心がついていけてない、手塚治虫の世界を実感した。
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それよりもスピーカーが8個あって映画館ばりの音響の方が気になった。これが家庭にきたら臨場感ありすぎて落ち着かないなぁ。



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