竜の学校は山の上

2016/08/16 07:05
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ダンジョン飯の九井先生の短編集を先日読んでとても面白かったのでさらにもう1冊
こちらも大変質が高いです。
1作品1作品の世界観がものすごいちゃんとしてる。
普通の作家か頭捻って考えた設定があってその中でどういうフル活動をしているかを表現するのだが、九井先生の場合はその設定があったうえで設定そのものは大きな意味ではなくてその設定を超えたところにストーリーが存在するという、普通の作家よりも一つ上にシフトしている。

つまり、
勇者が冒険の果てに魔王を倒した(普通の作家はここまで)そのうえで、空き家とかした魔王の城をどのように利用するのか町民たちが悪戦苦闘し、それを見ている現在無職となった勇者はどう感じるかとか(『魔王城問題』より)

上半身人間・下半身馬のケンタウロスという種族が現代社会にいて(普通の作家はここまで)そのうえで、猿人(我々)との生活の違いの面白さや、とにかく行動力があるケンタウロス種族が猿人の仕事を奪い社会問題と化していることについて、お互いに向き合うとか(『現代神話』より)

設定だけでも相当ちゃんとしているのに、その上でさらにキャラクターの直面する問題の軸というものがしっかりと定義されてて社会派。だけど基本はほのぼのしててとても優しい出来上がりで、絵も癒し系。
この人が漫画家になったことは漫画界の宝である。

表題になっている『竜の学校は山の上』これもよかった。
ファンタジーでは必ずと言っていいほど出て来るドラゴン、憧れますよね。でもこれがマジで現代日本に生きてたら、意外と使いみちが無いという現実に直面する大学の竜学部に入った主人公。そういう言われたら全くそのとおりかも…(移動には電車・バスあるし、エサ代バカ高だし…)
楽しいしファンタジックだけどどこか切ない。

どの短編をとっても続きが書けそうなくらいしっかりした出来です。素晴らしい。
私短編集は普段苦手だけど、九井先生のだけは本気で好きです。



噂のアイスコールドコーラってのを飲んでみたんだが。

いやぁすんごいね。
冷たすぎてコーラが全然甘くない。あんだけ冷たいと甘さって感じないんだね。

人が飲んでるのを横で見てると氷が通って行くのが見えるし。
自分で飲んでると腸から冷え冷えしちゃいそうなほど。

岩手ではちょっと冷たすぎる気もしますが、コミケでこれ飲んだら心から救われた気持ちになるだろうなと思った。
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これのビールの自販機はいつどこで存在を?



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