嵐が丘〈上〉〈下〉/エミリー ブロンテ

2015/01/30 06:29
嵐が丘〈上〉 (光文社古典新訳文庫)嵐が丘〈上〉 (光文社古典新訳文庫)
(2010/01/13)
E・ブロンテ

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最近古典を読んでいると一昨日書きましたが、これです。
いわずと知れた嵐が丘。上下巻でした。
タイトルはもちろん知ってたし大まかな内容もなんとなくは知ってましたがきちんと読んだことがなかったので。

ヒースクリフとキャサリンの苦難の物語ということは多くの人が知っていよう。私も知っていた。しかしもっと恋愛的かと思ってたら思ってたよりもヒースクリフの苦悩している生き様が感じられた。
日本でも海外でも古典文学の主人公というのは「自分が一番苦しんでる!自分が一番かわいそう!」アピールがすげぇと思うのだが(個人の見解です)、ヒースクリフはなんというか、ひたすら孤独だ。彼が孤独の中でキャサリンを求め続ける人生であったことに焦燥する。
彼のようにひたむきに愛されたいと思う乙女は多々あれど、彼のように生きていきたいと思う人間はいなかろう。

当時の女性が地位や自分というものを確立させるには結婚しかなかったというのは重々理解できる。だから打算的になっても当然だと思うし、キャサリンがヒースクリフと結婚しなかったのは仕方が無いと思う。
そこまでは理解できるのだが、他の男と結婚してもヒースクリフを求めるキャサリンのわがままっぷり
これが意外に嫌いじゃない。
なんでしょね、乙女のわがままにときめいちゃうの。
一途で熱い思いがあるからでしょう。振舞わされたい感は否めないのです(*^^*)ヒースクリフに同情しちゃう。

この本を読んでて終始、
親の因果が子に報い
という言葉が頭から離れなかった(笑)
せめて二人の子供たちが幸せになりますように、と願いながら読んでいた。

展開も速いので飽きずに読めます。久々に古典に夢中になって読みました。
古典と呼ばれるようになっただけの理由はあると思いました。



では、俗な人間の代表格である私がなぜ急にこんなコテコテの純文学を読み始めたかと言うと

今だだハマり中の漫画「青い花」で、劇中に登場するからです。

理由は俗だったー


「青い花」の演劇部の題材として取り上げられていて、その中でキャラクターが(特に恭己先輩が)この作品について意見を述べ合うシーンがあり、もっとキャラの心情を掴みたい!と思ったからです。
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演劇の題材といえば「ガラスの仮面」でも主人公のマヤがキャサリンの少女時代を演じることで取り上げておりましたね!
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さぁ!
これでより青い花のキャラクターたちの心情を掴むことができるぞ!!

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百合ん百合んにしてもらおうじゃないか!



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