新世界より (下) /貴志祐介

2014/12/01 07:55
新世界より (下)新世界より (下)
(2008/01/24)
貴志 祐介

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勢いついての下巻です。
こだいだ上巻のことについて書いてたのにと呆れられそうですが、えぇ、一気に読んでしまいました。

アニメを見て結末を知っている私ですがこの下巻を読んで再び
同じところで腰を抜かしてしまうという、ね。
やっぱり恐ろしいんですよ。スクィーラのやってきたことと今後のグランドデザインが判明したシーンは。

原作に手出したおかげでアニメでは微妙にはしょられたシーンもきっちり解明することができました。
ただただ
貴志祐介ってすげーこと考えるナァ…
と感服するばかり。
あとは句点が半分の量になると読みやすいんだが。こういう作家たまにいるが書くのは得意でも自分では他人の作品を読まない人なんですかね。

アニメの方が明らかに優れているなぁと思える点は
衣装デザイン
ですね。
コスプレイヤー泣かせの可愛くも複雑怪奇な征服をはじめ、私服や婚礼衣装は古風でありながらお洒落感もあるデザインですばらしかった。原作なんてTシャツとジーンズとアロハシャツですぜorz文章なので大まかな形を現すためのざっくりした表現なのであろうとは思いますが、シャツはともかく
1000年後にもジーンズが残ってる件。
ブルドックがなんの進化もなく残ってただけでもそこそこびっくりしてたのに。デニムを作る技術は残ってないはずなので今あるジーンズが存在し続けたとしか思えん(呪力で修復し続けたのかもしれないが)

ところで、どーでもいいのかもしれないが女の子のネーミングはそれぞれ意味があることが発覚されるわけだが、男の子のネーミングがみんな漢字一文字なのはやはり偶然とは思えない。
覚、瞬、守、良、学…
こういう風習なんですかね?


追記はやはりネタバレです



ネタバレ補足
アニメ見た人はなにが気になるって、当然真理亜と守を探しに行った早季と覚がかまくらの中で裸で抱き合って寝てた件だと思うのですが、ここまでの話の流れからいって"やつらすぐボノボるわww"と思ってたと思うのですが(私も思ってた)
ボノボる騒ぎじゃなかったわ。
がっつりヤッてたわ!

処女じゃなくなったとはっきり書いてあるし、覚が射精直前に引き抜いたと書いてもある。
おいおいおい。なんだったんだ、上巻での処女膜検査があるんだぞという設定の前置きは。しかも当然その検査のことを心配しつつ、どうやって切り抜けたかは書いてない!そこ書いてくれよ!!
FxCam_1401415837108.jpg

スクィーラがこの世界の仕組みや戦略、過去の科学文明を手に入れたのはミノシロモドキを捕まえたからであろうと推測をされていたが、スクィーラは実に4台ものミノシロモドキを所有していたそう。
呪力で貴をくくってい人間の上前をはねるのは簡単だったであろう。

アニメでは見せ場があるのかないのかという感じだった日野光風氏。
この方原作では大活躍、というかものすごく残虐な方法でバケネズミを大量殺戮している。しかもその様子を愉しみにし、一般大衆にも見せびらかしていて、さすがにバケネズミにうらみのある人々も気分が悪くなっているほどに。この件だけははしょられていて感謝している。

こういうシーンだけ切り取っても人間がバケネズミに恨まれるのは当然だとしか言えない。
呪力という絶対的権力を持っているだけでは足らない、それを他種族を支配することに使っていたいという傲慢な欲求はいかに第四文明の人々も手放せなかったというのがとても悲しい反面、全く理解できないという事柄でないのが悲しい。



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