ラストコード/堂場瞬一

2013/12/26 10:33
ラスト・コードラスト・コード
(2012/07/24)
堂場 瞬一

商品詳細を見る

う~ん、ミステリなのかハードボイルドなのか。
重たそうな表装ですが中身はわりとないのですんなり読めます。読者側としては気楽に読めますがたぶん著者的にはかなり計算外では、と…。

主人公は好きですね。分かりやすくて。ほぼ刑事の仕事からは逸脱してますがすぐに探偵を頼るあたりが情けなくていい。

今回の目玉キャラであろう天才の女子中学生がいるんですが、最初はかなりキャラが立ってて好きだったんですが、話が進むにつれてちょうめんどくさくなった。いくらなんでも可愛げなさすぎ。

つまらなくはないですが人にも薦められないですね。
読んで後悔はしないが、次作も期待しないです。機会があったら会おうぜ!
るもえブログはまだ続く。



狛犬ジョンの軌跡/垣根涼介

2013/12/24 10:53
狛犬ジョンの軌跡狛犬ジョンの軌跡
(2012/12/15)
垣根 涼介

商品詳細を見る

タイトルの通りまさかの狛犬なんですが。
「吾輩は猫である」以来やりつくされた感のあるじゃんるではあるので、「狛犬まで出しちゃったか!」とは思うのですが、そこはさすがの垣根涼介。
いわゆる傍観者的なつづり日記でもなくて、ただの不思議な心温まるストーリーでもなくて、ちゃんと事件があって理由があって進展があるのが上手でした。

この手のものには欠かせない犬動物側の描写も予想よりずっと少なかったので普通のストーリーとして受け入れやすかった。

ジョンが…
かっこよくてかわいい!


ジョンの立場を考えるといろいろ切なくなりましたが、主人公との関係がつかずなはれすな感じでとてもよかった。

主人公の人間性いいですね。ドライすぎず熱すぎず。ファンタジーの主人公としてはリアルな生活だし、彼が羨ましかった。

続きが出そうな感じですね。
私も読みたいです。
るもえブログはまだ続く。



真夜中のマーチ/奥田英朗

2013/12/20 10:53
真夜中のマーチ真夜中のマーチ
(2003/10/03)
奥田 英朗

商品詳細を見る

軽いほうの奥田英朗節。
テンション高めの雰囲気で入りやすかったです。

特にこれキャラクターがいいね。
三田という男が好きです。かわいいし賢い。好きだナァ。
そして二人の男に挟まれるクロチェという美しい女性、彼女も見た目だけでなく芯があって素敵な人でした。

最初はどういう話なのか全然検討つけれなくてこれってただちゃらちゃらしたカンジの話が続くのかナァと思ったらかなりワクワクするアクション展開!
どんぱちだけじゃなくて頭脳戦もあって、でもどれも深刻ではないのでさらりと読めました。

ラストもハッピーエンドで「あーおもしろかった!」といえる小説です。
るもえブログはまだ続く。



金田一耕助の新冒険/溝口正史

2013/12/03 10:50
金田一耕助の新冒険金田一耕助の新冒険
(1996/05)
横溝 正史

商品詳細を見る

冒険とあるが
かなり金田一だった。

近代知独特のおどろおどろしさとエロスってなんなんだろー
うまく説明できません。
昭和初期の世界感も素敵です。

7作品しゅうろくされてるので読み応えありかと。
金田一ほしいけどどれがいいかなって方はこれいいと思います。

収録内容の中では
3人の許婚が一人の女性をめぐる「死神の矢」
犠牲者にトランプの刺青がある「ハートのクイン」
が金田一らしくて好きでした。
るもえブログはまだ続く。



悪魔の辞典/A・ビアス

2013/11/28 09:32
悪魔の辞典 (角川文庫)悪魔の辞典 (角川文庫)
(1975/04)
アンブローズ ビアス

商品詳細を見る

「悪魔の辞典」というタイトルを見ると
『アザゼルだのベールゼブブだのルシファーだの悪魔の紹介がたくさんしてある本かな?』
と思うかもしれませんが、

悪魔的解釈をした辞書

です。

どういうことかというと、
ちらっとページを開いて目に留まったものを紹介すると

ECCENTRICITY[奇行]とても安上がりな有名になる方法。

LAWYER[法律家]法律の抜け穴に長じたもの。

ONCE[一度]じゅうぶん。

こういった皮肉めいた解釈をずーーーっとしてあるのです。


かなりヨーロッパ色とクリスチャン色がつよいですが、あまりにも皮肉かつ的確すぎるないように思わず
「ぷっww」
と噴出しつつ苦笑いしてしまいます。

この本200年くらい前の出版らしいのですが、これ現代版とか作り直したら最高だろうなぁ!
るもえブログはまだ続く。



 Home Next>>